デジモンサヴァイブ(続き)

1周目(調和ルート)、2周目(真ルート)、その他

デジモンサヴァイブ、激情ルートやりたくない。本気で

調和ルート

1周目の分岐をロードして「世界を救いたい」を選択。究極体進化のくだりは各キャラごとにやるのでここではスルー。特に事前情報もないけど選択肢の文言からみてうっかり選んでも大丈夫だと思ってたけど自分はかなり精神的ダメージを負った。というのも遊園地に行くとこまではほぼ同じだけど玉座の間での各人の対応が全然違う。ここまで同じすぎたので警戒してなかったのも相まってなんでここまでバラバラになったのか正直謎。ミウがみんなを守りたいって飛び出して、カイトがそれを追いかける形で動いて、ミノルが逃げ道を確保して、アオイさんが全体指示して、サキは…?なんかして、とにかく急にバラバラになってしまった。ミノル、サキ、アオイさんは無事にゲート前まで逃げられたけど、ミウ、カイトが敵に囲まれてしまう。ここで先頭に入りアグモンがディノレクスモンに進化…したけど、パルモン(多分)に化けた眷属に嵌められたミウが捕らえられそのまま死亡。何とか逃げ切ったメンバーだがカイトが完全に狂い始める。道義ルートと同様図書館の下りに入るけどレナモンにそそのかされてカイト1人で行く。ミウのセリフをアオイさんが補う形。レナモンとの戦闘は同様だが終了後、カイトが勝手に出て行って瀕死のピエモンと接触。そしてヴァンデモンとピエモンでボルトバウタモンに!デジモン図鑑でちらっと見たことあったけどこんなとこで公式設定をしっかり踏襲した展開があるとは驚きだ。味方にヴァンデモンいるの流石に草wwwとか言ってたけどこういうからくりだったのかと納得。しかしこれは衝撃的だ…。カイトの言動もすっかり狂人だしドラクモンの対応とか見ててつらかった。両人がドラクモンのこと”犠牲”ってはっきり言ってるのも嫌だった。このままボルトバウタモンと戦闘し敗北。カイトはその勢いで主に殴り込み、ボルトバウタモンが主を取り込む。カイトの相棒であったドラクモンの意思は完全に消えてラスボス化。教授、ミユキ、正気を取り戻したがすでに手遅れのカイトを取り込みゲートをこじ開ける。ボルトバウタモンを撃破したものの開いたゲートは元に戻らず、現実世界にデジモンが頻繁に出現する未来を施設で生き残った4人を中心に支えていくという強烈なENDとなった。差別や偏見が~とか言ってるからあまり良い印象で終えられなかったけど、道義ENDはアグモンと今生の別れしてたし一概にダメとは言えないオチだったかも。オチはね…。

 

2周目(真ルート)

前半(分岐まで)

3章でマジで超ギリギリのとこでクネモンがリョウにタックルしてリョウが生存。4章以降急に間人間となってクネモンとコミュニケーションを取り始める。あまりに急な変わりようで、ミノルやカイトの方がヘタレに見える。というかリョウが死ぬか死にかけるかでリアクションがほぼ同じだから「生き残ったのにショック受けすぎだろ…」という状態になってしまう。リョウは本当にここから怒涛の活躍を見せた。4章では遊園地のちびっことの戦闘でフライ門に進化。5章でシュウジがクソゴミムーヴで暴れ散らかしたのも最終的リョウがぶん殴って止めてくれた。ここまでシュウジの態度が1周目と同じだったしもしかして全員生存失敗か?と焦ってた分リョウが異常にかっこよく見えた。シュウジとロップモンが和解してトゥルイエモンに進化!ロップモンほんとに可哀そうだったからマジでよかった…(泣)。シュウジのやったことは個人的に許されることじゃないけど、ロップモンの気持ちを第一に考えたいので素直に喜ぶことにしたい。あと、6章では全ルート共通でミノルとファルコモンが仲たがいするけど真ルートだけちょっと不自然だよね。ロップモンとシュウジ、嘘みたいに仲いいんだもん。食べられるものを一緒に探して、笑顔で協力し合ってるしこいつらがこんだけ急激に和解したなら外野がパートナーを疑うのはナンセンスだろと思った。とはいえここは真ルートだともはや重要なシーンとは言えないしゴチャゴチャいうのも無粋なのでこのへんで。この後は分岐までほぼ同じ、だけどシュウジとリョウが会話に混ざって個別に話を聞ける場面もある。ずっとパートナーとめちゃくちゃ仲がいい。

後半

ここからは完全に別ルート。序盤から教授が四聖獣がどうとか言っててここからもう違う。遊園地に行くと、道義ルートでちらつかせてたミウの落とし穴を実際に作動させる。みんなでジジモンと歩いた道に降りると横穴に入る。アグモンたちが4章でほのめかしてた気配がここで伏線になっていた。ここで突然バイフーモンが現れて戦闘。主はハルチカという大昔にいけにえとされてしまった少年に負の感情が募って生まれた存在であることと、その力を身を挺して四聖獣が抑制していること、姉との関係がこじれていることを説明してもらう。あと多分ここでついで感覚でムゲンドラモンへの進化が開放した。一応分岐で激情選んだからだと思う。続いて突然北の島に言ってレナモンに遭遇。味方かと思いきやしっかり図書館の代わりだからタオモンと戦闘。相変わらずタオモンがつええ。結局レナモン周りは図書館とほぼ同じだった。あとここでは全員と親密度爆盛りイベントがあって全員究極体になった。ミノルはこの時点で親密度カンストした。シェンウーモンとの接触後、帰りにチンロンモンと接触。ガルルモンと教授が道義ルートに比べればだいぶスムーズに和解したあとに戦闘したけど、ガルルモン+フリーデジモン三体縛りだから後半戦はしっかり考えて動いてギリギリだった。後者に帰って晩飯食おうとしたら幽霊騒動で結局スーツェーモンと戦闘。こいつら一日で3体の四聖獣とバトってるし体力無限かよ。この章でも親密度爆盛りタイムがあった。2周目は意地でも全員究極体にさせてあげたいという思いが伝わってくる。13章でラスボス、1周目だと”主”というあいまいだった敵がファンロンモン:ルインモードという多分完全新形態のオリジナルデジモンとなり襲い掛かる。これは全体像が見たい…。公式設定が気になる。デジカ化にも期待!ラスボスを倒しハルチカと姉が再会を果たすと、いよいよお別れ、かに見えたがデジモンたちもついていく展開になった。流石にどんな展開か気になる~~~!と思ったのに1周目のルートより世界の動向や各人に触れることなく終了。場面が切り替わり神社に集う新たな子供たち、そしてそこにチビモンが現れた。ここはほんとに超絶ファンサービスって感じね。「今、冒険のゲートが開く」じゃん!まいったわ。もしかしてここからサヴァイブ軸の新しいデジモンの物語展開があるのかしらと期待してしまう。分岐を時オカみたいに活かすとか期待しちゃうけど流石に望みすぎかな。

ちなみに四聖獣はこんな感じだと思ってたけどブロッサ→シェンウーは予想外だった。

アグモン:ファンロンモン

ファルコモン:スーツェーモン

ラブラモン:バイフーモン

シャコモン:シェンウーモン(フローラモン:シェンウーモン)

ロップモン:チンロンモン(シャコモン:チンロンモン)

 

主要キャラ

百束タクマ&アグモン

ゴーグル主人公。主人公だけどゲームのプレイアブルキャラのためアニメデジモンよりキャラの掘り下げはなく誰かと衝突するような場面も一切なし。アグモンも能天気キャラみたいにふるまってるけど結構頭の切れる場面が多く、周りをしっかり見てて冷静な印象を受けた。好感度重視で立ち回ってたからあんまりアグモンとどうでもいい会話をした回数が多くなく、余裕があれば3周目以降で見たいと思う。

1周目で、グレイモン、トリケラモン、ウォグレ、オメガを開放

2周目で、タスク、メガドラ、ムゲンドラモン、ファンロンモンを開放

日向ミノル&ファルコモン

なかなかのウザキャラ。タクマとかカイトとか耐性ありそうなやつじゃなくてリョウやシュウジなどの耐性ない連中をからかおうとする厄介な人。序盤にアオイさんほっとくとか、ファルコモンとの喧嘩とか、他の人物に隠れているけど結構問題児だと思う。あとファルコモン離脱のくだりで「戻れない」を頑なに繰り返すとこでファルコモンライナーブラウン説を疑ったけど違った。だとしたらあの反応は過剰だと思うけどなあ。見た目的に光子郎っぽいから余計ダメに見える。

 

渋谷アオイ&ラブラモン

全体をまとめるお姉さんポジションしつつ自分の在り方に葛藤する感じがやっぱり空のそれに近い感じ。ラブラモンはアオイにべったりというよりは大の仲良しって感じだからそこはちょっと違うけどアオイとのコンビは好印象だった。自由会話で”お母さん”だねっていうとほぼ間違いなく喜ぶの意味わからんけど好き。ドーベルモンはともかくケルベロモンは怖くね?と思ったけど、どうやらこれにも意味があるようで…うう。はあ。正規の究極体であるアヌビモンはめっちゃ好き。アオイアヌビこの中で一番好き。

 

富永リョウ&クネモン

異常なくらいおびえるザコキャラ。序盤は空気見出しまくるし最悪。特に死亡直前のセリフは喉がつかえてばっかで、聞くに堪えない内容でボイスを再生したくなくなった。しかし2周目で覚醒。4章以降異常なほどクネモンと仲良くなって5章ではロップモンの機器を救う。ここさすがにかっこよくて感動した。完全に昔の印象が消えた。6章でもミノルには自分で気づいてもらうしかないってシュウジと相談しててほんとに同一人物かよとなるレベルだった。1周目で死ぬのがあまりに序盤で、勝手に死んでいった感じだから2周目の印象の方が強く、そのおかげかなんだかんだ悪くないやつに見えなくもない。あとバンチョ―スティングモンかっこよすぎね。レオモンが手に入ったときはGAKURAN着せたかったけどダメでした♡

 

君島サキ&フローラモン

完全な後輩キラキラ女子。病気の設定以外は概ねミミちゃん。終始自分の性格が一貫してて迷ったり悩んだりすることもあったが至極まともなタイミングが多く中盤までのヘタレ多めの段階からしっかりしてた印象。自由会話は基本冗談で明るく返せば喜ぶけどたまにマジレス必要だから簡単とはいかなかった。ベジーモンに進化したときは腰を抜かしたがブロッサモンはフローラモンの正統ラインだと思うからしっくり来た。しかし究極体はロトスモン、実装されてなければロゼモンと確信してたからケレスモンメディウムはまたしても腰抜かした。いや誰だよ!って。そもそもケレスモンってあんなユベルみたいになってるんだ…。

 

加山シュウジ&ロップモン

有志の攻略サイトで虐待メガネ呼ばわりされてて草。たしかに5章はマジでひどい。みてられなかった。ロップモンほんとかわいそう。丈先輩みたいなヘタレ先輩メガネだけどヘタレ具合が度を越えてる。八つ当たりしまくるとこが全く現実味がない。いくらダメな奴でもあそこまでひどい奴は現実にはそうそういないと思う。とはいえ2周目の6章以降は嘘みたいに変貌する。自由行動の選択肢もトゥルイエモン前と後では正解が雲泥の差。心にもなくおだてなくちゃいけないからマジでムカついた。後半は仲良くなって他の仲間より信頼強い感じになる。さらに10日たつと完全に別人になり教授のサポートに回りつつ、何事にも動じない頼れる人になった。さいしょからそうしとけバカ。

 

東雲カイト&ドラクモン

芯はあるやつだけど、芯の9割が妹でできてる。ドラクモンはデジモンのなかで最も人付き合いがいい奴でパートナーの性格に救われてる。シュウジの異変に対する反応もドラクモンが抜きんでていた。(リョウを除く)自由行動は基本兄妹についてきく、機嫌が悪ければほっとく、でOKで単純だった。進化先でヴァンデモンになったのは余りに衝撃。選ばれし子供が普通ヴァンデモンとパートナーになるかよwwwって笑ってたけど今じゃ笑えん。調和ルートしっかりやったらミウの死で狂人化するカイトが壊れていく様子が描かれててこれもやっててきつかったなあ。ドラクモンが死んでもカイトの思いに従うとことかね。でもボルトバウタモンっていうまあまあマイナーなデジモンを公式設定ごと引っ張り出してきたのは感心した。

 

東雲ミウ&シャコモン

カイトの妹。ストーカー被害にあっていた過去があるらしい。カイトの世話にうんざりしている描写が非常に多く、こういう兄弟関係は過去の作品でもあまり描かれていないと思う。デジモンに登場する下の兄弟って上に悪態ついたりしないもん。とはいえ自由行動ではミウ自身かカイトを誉めればいいことが多い。二人でいるときはカイトを止めればいいからミウも1周目で好感度高めだった。シェルモンからマーメイモンになるのはちょっと意外だったけど、アノマロカリモン目指すのも違うし納得した。サキと共通して言動に不自然な点が無く物語に組み込まれてていい印象を受けた。

 

 

願望

光子郎はんみたいなしっかりもののキャラがもう一人ぐらいいた方がええんちゃいまっか?