逆転検事1,2

逆転検事シリーズを一気にやった

御剣を主人公とした逆転裁判シリーズスピンオフ作品をプレイした。

シリーズを通して法廷パートが無く、探偵から自然な流れで追及パートとなる。

逆転検事

シリーズ通して、ヤタガラスという告発組織と密輸組織が各話に深くかかわってくる。

逆転の来訪者

御剣の検事室(1202号室)でリョウの遺体が発見。御剣は犯人から銃を突き付けられる、、、しかし実際はヤタガラスの一人バドウであり、殺人とは関係なかった。犯人は検事であるユウキという男。警備員の須々木マコに罪を擦り付けようとしたりなかなかにひどいキャラ。既存の人物としてはイトノコ、マコ君、アウチと序盤から懐かしいキャラがでてきて楽しげ。決定打の証拠はよく覚えてない。動機は密輸組織に必要な資料を部屋から盗むのを見られたことによる口封じ。

 

逆転エアライン

御剣が日本に来る飛行機での話なので時系列で言えば一番最初。国際警察の一人であるアクビーが殺害され御剣が最初の容疑者となる。コノミチさんとの追及でとりあえず容疑は晴れ、捜査するタイミング(たぶん)でメイが登場。飛行機のロビーには、蘇るの弁当屋、トノサマンのウザイ監督なんかの懐かしキャラがいた。検事シリーズはこういうサービスがとにかく多い。犯人はCAの一人であるシラオトという女。かっこがやたらエロい。動機は密輸組織の悪事の証拠を国際警察に捕まれるのを恐れたため。ボルジニア語を理解できる唯一の特徴から言い逃れできなくなった。ボルジニアって4にもでたよね。ラミロアのとこで。

エルもふ on Twitter: "逆転裁判で一番可愛いのは白音若菜ってそれ一番言われてなくても俺が言うから  https://t.co/U9ydJhbbIc" / Twitter

 

 

さらわれる逆転

これは1話と2話の間。天野河家の息子が誘拐されて身代金を渡そうと現場に一人で出向く御剣。そこで何者かに襲撃されて拘束されてしまう。プロトタイホくんがとにかく怖い。ここで目を覚ますとミクモちゃんが初登場。この時点で4話の内容を知らないので完全所見キャラ。めちゃめちゃいいキャラしてるから5とか6で出なかったのが正直意外だった。なんやかんやで脱出すると、天野河家の執事の男の死体が発見される。ここから怒涛の新キャラ旧キャラ登場まつり。ロウとシーナとヒメコにハラバイ巡査、オバチャンと茜ちゃんもでてくる。なんならボートに成歩堂と真宵ちゃんハミちゃんもいたらしい。ここも全員良いキャラしててやってて楽しい。犯人は誘拐を自演してた息子ヒカルで着ぐるみを利用してヒメコちゃんに罪を着せようとした。執事は何か昔殺人の罪で捕まった元囚人らしくてヒメコの実の父親だった。誘拐を自演した動機としてカリヨーゼの名前も登場してた。この時点でユウキ検事はまだ現役で、密輸組織と接点のある天野河家の動きを見張っていたようだ。

 

逆転 検事 タイホ くん

 

過ぎ去りし逆転

御剣が最初に検事席に立つ予定だった際に発生した事件。プレイ中ですら完全に理解できてなかったので前後の出来事を軽く。

KG-8号事件:カズラヒミコの姉が殺された事件。マニィ・コーチンが裁判にかけられたが無罪となった。

コードピア大使殺害事件:第2のKG-8号事件と呼ばれる。大使をまかりが殺して現行犯で逮捕された。

本件:ヤタガラスの一人でミクモの父九郎がまかりとともに裁判の休廷中に殺された。

うーんややこしい…。それはさておき犯人はカズラヒミコ。証拠品として挙がってたビデオを利用して犯行時間をずらす工作をしていた。そしてカズラがヤタガラスであることも発覚…したんだけど、この時点でどーかんがえてもミクモの父親がヤタガラスの正体に決まってるし???????って感じだったね!この事件でもいろんなキャラと会話ができて楽しい。イトノコと御剣はここが初対面っぽかったし、メイ(13)とのやりとりも面白かったし、裁判長に尋問するって展開も楽しかった。しかしあそこまで追い詰めて逃げられるなんでおかしいよなあ。どうなってんだバドウさん?

 

燃え上がる逆転

最終話にして異常なボリューム。2回の火事と2つの殺人が同時に発生しもうてんやわんや。シーナ捜査官が中ボスとして登場したけど結構好きなキャラだった。要素が多すぎて細かく書けないのでがっつり割愛するけど、前提となるヤタガラスの正体や各個人の思惑、黒幕であるカーネイジの犯行まで全て明らかになる。あ、でも両方とも犯人カーネイジなんだっけ?仮面マスク2世のコソ泥は像で殴り殺してもうマニィは楽屋でナイフだっけか?

全然覚えてないけどヤハリがでてくると御剣の反応がおもろい。

 

 

逆転検事2

こちらはシリーズを通して大統領替え玉計画とつながりのある人物が常に中心にある。

王大統領: 12年前に殺されて以降影武者が暗躍

内藤: 王のボディガードで死んだ氷堂の息子。

猿代: タチミサーカス団員で風見の息子。

万才: 検事審査会会長にして闇オークションマスター。

美和: 刑務所所長。王、万才と12年前から協力関係。

了賢: 依頼されて王を殺した殺し屋。内藤と猿代の命を救った。

 

あと、ロジックチェスという新要素が登場。ナルホドウのサイコロックみたいな感じだけど、それ以上に相手をそそのかして上げ足取って問い詰める超強引モード。ふざけたやりとりは見ているだけで楽しめる。

 

逆転の標的

王大統領の自作自演暗殺未遂の折、内藤によって同じくボディガードの外城が死んだ。ここで協力していたのは新キャラの速水ミキコ。おなじみのカメラマンのナツミの弟子を名乗り操作に参加するけど、影武者の訳の分からん計画に協力していた。ということもあって結構黒幕っぽかったけどかなり露骨なミスリードだった。他にも引っかかった人いそう。あと2に出てきたコロシヤがまた登場したけどこいつ怖いのよな。一応事件は内藤を追い詰めて解決したけど全然納得いかない感じで終わり。2の構成的に全部合わせて一つの物語だしそこは仕方ないけど。

獄中の逆転

美和マリーが内藤を殺害した事件。ここでも新キャラ旧キャラがわんさか登場。1の最初の犯人である山野、逆転サーカスにでたミリカ、ロウ捜査官が再登場。新キャラとしてはなんといってもミカガミ裁判官と一柳ユミヒコ検事が良いんですよこれ。ミカガミはとんでもない服装ですごいし()、ユミヒコは後述する大いなる逆転での活躍が面白すぎて好きになってしまった。あとは、信楽弁護士ね。シガラキさんのBGM一生聴けます。事件の動機はマリーが内藤を了賢の差し金と勘違いしたのが発端。また、そうするように鈴つきのノミを仕込んだチェスボードを猿代が差し入れたことも大きな原因となっている。

逆転検事2】水鏡 秤 | mixiコミュニティ

 

 

受け継がれし逆転

もう8作品逆転裁判シリーズをやったがこれはマジのガチで最長エピソード。御剣の父、信と御剣本人を各編ごとにほぼ交互にプレイする。こんな複雑なプレイを求めるため、一気に突っ走らないと正直詰みまくるんじゃないだろうか…?

・18年前の事件(IS-7号事件)

弁護人:御剣信

検事:狩魔豪

被告:テンカイチ

罪状:お菓子コンテスト参加者である氷堂の殺人

結果:1年にわたる心理で被告の心が折れ、嘘の自白で有罪となり決着。

この判決の直後、ハイネ、狩魔豪、御剣親子がかかわるDL-6号事件が発生する。この設定がっつり拾ってくるのおもろいわあ。なお、狩魔の強引かつむちゃくちゃな手法によって死体の様子などが大きく改ざんされていた。

・本件

同じ現場を美術館として再興を始める緒屋敷さんが、テンカイチに罪を着せた真犯人に私刑を与えるべく罠を仕掛けたらほんとにひっかかった。てことでIS-7号事件の犯人は同じくコンテストに参加していた風見という男。ちなみに噴水に浮かんできた死体は18年前に殺されて氷菓子の中で凍結していた氷堂の遺体だった。

この事件が解決した時点でそれぞれの息子の行方が不明のままだったから、まだ何かあるのかなと軽く見ていたが、それが内藤と猿代ということで何かどころじゃなかった。ここは新キャラがメインで登場してたけどアマスギ夫妻とヤハリが再登場してた。あと謎の小学生もいたけど、のちにミカガミの養子と発覚する。

 

忘却の逆転

ミクモちゃんが記憶を失った上に、カゴメという女性の殺害容疑をかけられる。おまけに御剣まで留置所に拘束される始末。検事審査会から追い詰められるが、そこはやっぱり御剣。絶対に折れない信念のもとに「検事という肩書に未練はない!」(正確に覚えてないけど)と言い残し真実を追い求める姿がかっこいい!

犯人は万才で動機は、復讐に燃えるカゴメを返り討ちにするため。カゴメは猿代からミクモを名乗る嘘の手紙をもらい万才と接触する場を用意した。そうしてバンサイを消すか犯罪者として引きずりおろす計画にカゴメは利用されたうえで死んでしまった。一番かわいそうじゃん。後にミクモが疑われれば御剣の逆鱗に触れてバンサイの過去の悪事をまるごとあぶりだすだろうと予測していたことも明らかになる。

最後にはミカガミ裁判官がこちらの味方についてバンサイを追求することで自白させられた。逆転裁判ではあるあるの最後にはライバルが味方になってくれるやつね。いい!消えていたミクモちゃんの約束ノートを渡すと記憶がよみがえる。渡すとこのイベントカットがグッと来た。

3話以降証拠品が偽ものだったってパターンが結構多い。改ざんやら何やらで。それが個人的には結構難しかった。成歩堂が主人公の時は証拠に嘘は一切ないという前提から尋問で嘘をあぶりだしたが、証言が本当のパターンと証拠が本当のパターンの2つの発想を柔軟に行き来しないと結構爆発貰うこともあったし、単純につきつけも難しい印象。

 

大いなる逆転

4話の終わりが午前10時でそのまま怒涛の展開で最終話まで走り切る。逆転検事シリーズは過密スケジュールで有名らしい。

事件の内容は王大統領の殺害。犯人は猿代。他にもバンサイの手下がユミヒコをシモンと間違えて誘拐するとか、シモンが猿代に誘拐されるとかいろいろあったけど何とか解決。誘拐についてはバンサイがマリーを無罪にするべくミカガミの大事な養子を人質にとったことが目的。この辺まではすんなり?納得したけど了賢の登場から内藤がIS-7号事件の関係者であることがわかり、御剣の頭に真犯人の像が浮かび上がる。まじで予測してなかった。というかこの時点でまだミキコを疑ってたから衝撃を受けた。結局これまでの事件は猿代の復讐か、復讐のきっかけになったもののいずれかと常に深くつながっていたことが分かった。ここまでの若手登場人物が父親とそれぞれつながりか因縁があって、それぞれの台詞に重みを感じたね。

ユミヒコとのロジックチェス面白すぎた。御剣が成歩堂を上回る謎の尋問を粘り強く続けているさまが愉快。

 

 

総括

シナリオ、BGMにとにかくこだわった非常におもしろい作品だった。また、御剣の色んな一面が見れたのは御剣ファンとしてはとても良かった。逆転裁判シリーズだと成歩堂、イトノコ、メイぐらいとしか個人的な会話がないもんだから。

御剣、イトノコの活躍がもっと見たくてやり始めたシリーズだが、検事シリーズにのみ登場するキャラクターも個性的で魅力にあふれていて流石逆裁シリーズ!って感じ。

個人的にはミクモ、ユミヒコ、はシリーズ通してもっと登場作品が増えてもいいと思う。ミクモについてはナルホド陣営との交流がみたいしユミヒコについては時系列で言うと4以降の時期の姿がみたいところである。